アイディアまとめ

一日一捨てを1ヶ月やってみて分かったこと:身の回りがスッキリしていく気持ちよさ

 久しぶりの更新になりました…。相変わらず転勤族の夫に付いていって、関東近郊をうろうろ引越ししています。

 さて、今日は処分方法ではなく、私の処分の記録です。
 我が家は転勤族、かつ夫婦ふたりなのですが、実は3部屋連続、50m2ちょっとの部屋に住んでいます。
 夫婦ふたりだとやや広いと感じていた50m2のはずなのに、最近はものが多いように感じていました。それもそのはず、「引越しをきっかけに捨てよう」と決めているのに、実際には引っ越し前が忙しすぎて、「引越し先で考えよう」が続いているためです(汗)

 そこではじめたのが「一日一捨て」です。ブロガーさんやインスタグラマーの方々も実践されていますね。

私の一日一捨ての記録


 私はブロガーさんのように写真を取ったり、記録はしていなかったのですが、「あれ?これって捨てたんだっけ?」と忘れてしまうので、アプリで何を捨てたかくらいはメモを取ることにしました。
 私が捨てたのは以下のようなものです。

・大学時代に友達からもらった香水
・同じくもらった写真立て
・植木鉢(使用していない)
・延長コード
・洗濯バサミ
・曲がったハンガー
・ダイソーのミルクカップ
・海外製の化粧品
・マニキュア
・時代遅れのネックレス
・ダイソーで買ったスリッパ など…

一日一捨ての判断材料は?

今使わないし、未来も使わないもの

 例えば前述の友達からもらった香水、瓶が可愛くて見た目は気に入っていたのですが、私は香水を使わないし、香水瓶を飾るわけでもありませんでした。10年後、20年後まで持っていても同じ。飾ることもなければ使うこともない、ということで手放しました。

未来になれば使うかもしれないけれど、安く買えるもの

 前述の植木鉢は400円ほどでホームセンターで購入したものです。アウトドアの「なんちゃってコンロ」として使っていたのですが、七輪を手に入れたので不要になりました。
 植木鉢ですから、別途植物を植えてもいいかな、と思ったのですが、我が家で植物を植える場所はなし。「なんちゃってコンロ」をまた作るにしても400円で手に入るもの。
「保安しておくスペース」はある意味「家賃」と同じです。保管する場所にお金がかかっている、と考えると、後から買い直した方が安いものは処分しました(大きさやモノにもよりますが、1,000~2,000円で買い直しができるかどうかを判断材料にしています)。

メルカリで売ったときにある程度の利益が出ないもの

 一日一捨てで出た不用品のうち、価値がありそうなものはメルカリで売ることにしました。メルカリで売れるのであれば「もったいないから処分しない」ということにはならないからです。
メルカリに出して処分」「メルカリに出さずにゴミ箱」の判断材料は、「500円以上の利益が出るかどうか」にしました。というのも、私の場合、撮影から出品、梱包と発送まで、1つのものに30分ほどはかかっているのです。1つ100円程度では時給換算200円。これであれば他のことでお金を稼いだ方がマシです。
 もう1つは出品している間の不安です。購入されるのだろうか、発送先は間違えていないか、問題なく相手に届くか、送ったものがきちんと動くか、梱包に問題はないか、など、不安は付きません。この不安を考えれば、1つ500円の利益があっても「ゴミ箱直行の方が精神的に楽ではないか…」と思うくらいです。

一日一捨てをやってみて、私が感じたメリット

「捨てるべきか捨てないべきか」踏ん切りが付く

 ブロガーさんの一日一捨てを見ていて、どのようなものかは想像が付いていたのですが、正直「捨てるなんてもったいない」「捨てるなら買わなければいいのに」と思っていました。
 しかし、実際に一日一捨てをしてみると、「確かに、こんなものを持っていても仕方がない」と思うようになりました。前述したような大学時代の友人からもらった香水などは思い出ではありますが、結局一度も使っていなかったですし…(汗)
「思い出だから捨てられない」という先入観を捨てて、「今使わないし将来も使わない」ものは「手放しても仕方がない」と踏ん切れるようになりました

「安かろう悪かろう」よりも「高くても長く使えるもの」を意識するようになる

 前述のように「曲がったハンガー」を捨てたときには、「曲がってしまうようなハンガーではなく、曲がらない素材のハンガーを揃えるべき」というように意識が変わりました

一日一捨てだから義務感がある

 一日一個と決め手いるので、毎日何かしら捨てなければなりません。これは義務です。
 義務となると、「明日まとめてやればいいや」がなくなります。「明日でいいや」がなくなったので、自ずと部屋の整理整頓ができるようになりました

部屋の奥底まで目が届く

 私たち夫婦は転勤族なので、片付けは上手な方だと思います。逆に片付けがうますぎて、クローゼットはびっしり隙間なく埋まっていて、クローゼットの上なんて引越し先に直接持っていくだけ、中身を確認する機会もありませんでした。
 しかし、一日一捨てを実行していると、捨てるものがなくなっていきます。こうなると、部屋の奥底に眠ったものまで手を付けられるようになり、部屋が片付けられるようになりました

精神的な面でも変化がある

 精神的な面では、「区切り」「メリハリ」を意識するようになりました。「これはいらない」と毎日決断をすることが、精神的な効果へと繋がりました。
 また、「心がスッキリする」ようにもなりました。これも「不用品を手放す」というのがある種の「デトックス効果」に繋がっているのだと思います。

まとめ:一日一捨ては整理整頓という意味だけでなく、精神的なメリットも大きい


 一日一捨てを実行してみて、部屋が片付くという物理的なメリットだけでなく、精神面の向上も感じられました。おすすめです。
 騙されたと思ってやって見て下さい。合わなければすぐに辞められるのも一日一捨てです。

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