土・砂・石を処分するとき、困っていませんか?
最近はガーデニングやアクアリウムも流行っており、不要になった土・砂・石の処分に困っている方も多いと思います。ガーデニング・家庭菜園で発生する土
ガーデニングや家庭菜園では、毎年新しい土を入れないと、土が固くなり、植物が育ちにくい環境になります。
アクアリウムで発生する砂
アクアリウムや水槽で魚を育てている場合、グレードの良い砂に変えたくなることは多いと思います。
そんなとき、古い砂の処分に困ってしまう、ということもありますよね。
砂場遊び用の砂
公園の砂場ではトキソプラズマやサルモネラ菌が検出されることがあるため、最近は自宅で砂場遊びをさせることも多いと思います。
しかし、お子さんが大きくなると砂が不要になってしまうこともあります。
庭園に飾る石
石を観賞用として置いている方もいらっしゃるでしょう。小さい庭石もあれば、池の回りに置くような大きめの石のこともあると思います。
川・海・山・公園・神社に捨てるのは不法投棄
ごく少量の土・砂ならバレないと思われるかもしれませんが、正しい方法で処分をしない場合、不法投棄に当たる可能性がありますので注意しましょう。
オカルト・風水的な話として
オカルト的な話が嫌い、風水なんて信じないという方は読み飛ばして下さい。「土」は風水で考えると「安定」の意味を持っています。古い土を保管しておくということは、精神的な安定さに影響することになります。
また、「土」は豊かさにも関わりがありますので、古い土は早めに処分しておいた方がいいかもしれませんね。
土・砂・石をゴミとして処分するには?
詳しくは自治体のHP等をご確認下さい。土・砂・石の処分を明確に定めてある市区町村はそれに従いましょう。例えば横浜市の場合には、土や砂、石は燃えないごみとして受け入れてもらえます(腐葉土は燃えるごみ、50cm以上の石は粗大ゴミ)。
不燃ごみとして受け入れてくれる場合、ゴミ袋を二重にするなどして、土がこぼれないようにゴミの日に出します。
ただし、土・砂を処分を受け入れていない市区町村もあります。その場合、行政に処分してもらう場合には、燃えるゴミの日にごく少量を入れる(生ゴミ扱い)という方法もあります。
土・砂・石をリサイクルや回収業者に頼んで処分してもらうには?


行政に問い合わせる
一番の方法は、行政に問い合わせることです。
お住いの地域のゴミ処理担当部署に「土のゴミの捨て方が分からない」と尋ねれば、ゴミの出し方を教えてもらえます。
ゴミとして出せない場合には、どこの業者に持ち込みをすればいいのか教えてくれます。
ホームセンター・園芸店に引き取ってもらう
ホームセンターでは、新しい土を買う代わりに古くなった土を受け入れてくれることがあります(購入しなくても土の受け入れをしてくれるホームセンターもある)。お近くのホームセンターに問い合わせをしてみて下さい。
石材店に相談
石の場合には、大きなものは石材店に相談すると引き取ってもらえる可能性もあります(ただし、値は付かないことが多く、逆に処分費がかかることも)。
回収業者の残土受け入れ
残土受け入れをしている業者に尋ねるのも有りといえば有りですが、取り扱いが「トラック何台分」という単位なので、個人は門前払いされる可能性もあります。
土・砂・石のその他の処分方法は?

譲る
土を譲ることはほぼないでしょうが、熱帯魚用の砂でも特にグレードのよいものになると、欲しいという方もいるでしょう。
友人だけでなく、オークションやフリマに出してみてもいいかもしれませんね。
同じように、砂場セットの砂も、お子さんがいる家庭では欲しいという方もいらっしゃるでしょうから、試しに声を掛けてみてもいいかもしれませんね。
フリマで売る
例えば、最近は多肉植物が流行っていますから、専用の土であれば買いたいという方もいらっしゃいます。
同じように、熱帯魚専用の砂、家庭菜園向けの土というように、ニッチなものであれば売れる可能性は高いです。
土・砂・石を整理しておくには?
使えるもの・使えないものを分ける
土・砂・石は重さもあり、かさばるものですから、使わない(使えない)ものは早めに処分を検討しましょう。
土は虫が付くこともあり、室内に保管しておくと恐ろしいことにもなりかねません。
土・砂・石のリメイクって何があるの?

自力で土を蘇らせる
手間はかかりますが、土を蘇らせることも可能です。
しっかりとふるいにかけて、ゴミ・根・石等を取り除き、日当たりのいい場所で日光消毒します。
そして腐葉土や肥料・堆肥と混ぜることで、土は蘇るのです。
リサイクル材を使う
上記のような手間を掛けられない、という方は、混ぜるだけで土が蘇るというものもあります。
土・砂・石を身内に処分してもらうには?

土・砂・石はほとんど価値がなく、しかもかさばり、身内が保管していると邪魔でしょうがない、ということもあると思います。
特に年齢を重ねた方がいざ土・砂・石を処分しようとなると、身体にも負担になりますので、協力しあいながら早めに整理しておくのがベストです。