生ゴミを処分するとき、困っていませんか?
今回は生ゴミの処分方法についてです。生ゴミといえば週に2~3回、燃えるゴミの日に出しているという方が大半だと思いますが、結構悩みも多いようです。
週に2回しか出せない
自治体によって異なりますが、燃えるゴミの日が2回という自治体が多く、夏場は虫が発生してしまう、悪臭がする、ということはよくあることです。
生ゴミの袋が有料
ゴミ袋が有料化されている自治体は多いですが、中には「生ゴミ専用」のゴミ袋があり、可燃物のゴミの日だとしても別に出さなくてはならない自治体があります。
可燃ゴミのゴミ袋と生ゴミのゴミ袋、二重にお金が取られているような感じですね。
オカルト・風水的な話として
オカルト的な話が嫌い、風水なんて信じないという方は読み飛ばして下さい。キッチン・台所の風水は比較的メジャーな部類だと思います。
ゴミ箱自体、不要なものを入れておくということで、悪臭を放っていたり、汚いままにしておくと運気が一気に下がります。ゴミ箱自体を屋外に置いておくのがいいようですが、これはなかなか難しそうですね。ゴミの日には毎回生ゴミをゴミとして出す、というのがいいのではないでしょうか。
ちなみにゴミ箱は蓋付きのものの方が、悪い運気を閉じ込めてくれるという意味でベストです。また、木製のゴミ箱の方がいいようですね。キッチン自体「火」を使うので、より木製のものがベストとされているようです。
生ゴミをゴミとして処分するには?
詳しくは自治体のHP等をご確認下さい。
ほとんどの自治体は可燃ゴミ(燃えるゴミ)でゴミとして出すことができます。
一部の自治体では前述のように、生ゴミが生ゴミだけで出さなくてはならない地域もあります。
生ゴミをリサイクルや回収業者に頼んで処分してもらうには?

日常的な回収について
例えば町内会や自治体を外れることでゴミステーションを使わせてもらえないということもあるようです。行政がゴミステーションの管理を自治体に一任している場合も多く、その場合には行政としては「自治体と話し合って下さい」としかいえない、ということがあります。
このような場合、業者と個別に契約することも不可能ではないです。事業用のゴミ回収と同じ理屈になります。ただし、実際には値段等のハードルも高いでしょう。
自治会に関しては下記もご参照下さい。
参考:自治会・町内会に入っていないとゴミ捨て場使えないことなんてあるの!?
ゴミ屋敷になった場合
生ゴミの処理が追いつかずにゴミ屋敷化した場合には、「なんでも屋」のようなところに依頼し、片付けてもらうこともできます。こちらも値段が10万円~、なんていうこともあります。
生ゴミのその他の処分方法は?

スプレーする

一時的ではありますが、ニオイを抑えたい場合にはスプレーをしておく、という方法があります。
牛乳パック・新聞紙に捨てる
捨てる場合には、三角コーナーや網状のネットがメジャーですが、牛乳パックは水漏れがなかったり、新聞紙ではニオイも漏れにくく、良く水気を切ってくれるというメリットがあります。
ペット用・赤ちゃん用の袋を活用
ペット用であれば犬・猫用のうんち袋が売っていますし、赤ちゃん用はおむつ袋になります。これらは悪臭を予防してくれるものになるでしょう。
生ゴミを整理しておくには?
「まだ食べられる野菜」「もらいすぎて扱いに困った食料」などは、生ゴミになる前に下記のように乾燥させたり、ジュースにして飲むということもできますので、まずは「食材のロスがないように」工夫したいですね。生ゴミのリメイクって何があるの?

生ゴミにする前に
ドライフルーツ・乾燥野菜にする
多く買いすぎてしまった野菜や果物は、生ゴミになる前に乾燥させるという方法もあります。特に野菜は乾燥させて置けば、お湯で戻して食べられますので便利です。
ドライフルーツメーカーや干し網などを使うと、簡単に乾燥させることができます。
ジュースで飲む
果物等を多く買いすぎた場合には、ジュースにして飲むという方法もあります。
「生ゴミ直前、腐っている」というものはさすがに危ないので、気をつけて下さいね。
参考:フードプロセッサー
再生栽培をする
ネギの根っこや人参のヘタの部分など、水に浸けて置くだけで水耕栽培(再生栽培)をすることができます。部屋にグリーンが増えておしゃれなので、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
土(肥料)にする
特に家庭菜園やガーデニング、庭で畑をやっているという方は、肥料にするという手段がおすすめです。
一番簡単な方法は「コンポスト」です。落ち葉なども一緒に堆肥にすることができるもので、土の中に生ゴミを入れ、たまにかき混ぜたり(空気を入れる)、水をかけて土を湿らせることで発酵が進み、1~2ヶ月で堆肥が完成するというものです。
庭でやる分にはいいのですが、室内だとニオイがしたり、虫が付く可能性が大きいのもコンポストのデメリットです。
次に簡単なのが生ゴミ処理機です。生ゴミ処理機には2種類あり、バイオ式と乾燥式があります。どちらも堆肥・肥料にすることができます。
バイオ式は前述のコンポストにも似ているのですが、菌や微生物によって生ゴミを分解するというものです。乾燥式は生ゴミをカラカラに乾燥させることで、ニオイと生ゴミの量を減らし、最終的には肥料か可燃ゴミとなって処分できるというものです。
コンポストも生ゴミ処理機(バイオ式・乾燥式ともに)も自治体によっては助成金の対象となっており、10,000~30,000円支給されることもあります。
また、この方法で土自体が多くなってしまった場合には土の処分方法もご覧下さい。
生ゴミを身内に処分してもらうには?


生ゴミを家族が適切に処理してくれない、というのは同居人にとっては死活問題ですよね。
一番おすすめの方法は乾燥式の生ゴミ処理機を使うこと。生ゴミがあるな、と思ったら生ゴミ処理機に入れて乾燥させてしまえば、生ゴミに湧く虫や悪臭から解放されます。爪楊枝やバラン、ティーパックが含まれていても故障しないタイプの乾燥式生ゴミ処理機がおすすめです。
生ゴミ処理機にお金をかけられない、という場合には、やはり自力でどうにかするしかありません。話し合って毎日キレイにしてくれるようになるのがベストでしょうが、身についた習慣というのはなかなか変えることが難しいのです。
ゴム手袋を買って、自分の手でキレイにするのが、キッチン、敷いては自分の家をキレイにするのにベストな方法でしょう。